“ペンギンおやこのじかん”が出来るまで

桜坂劇場で映画、　よみがえりのレシピのワークショップに行ってきました
ペンギン農園をスタートさせた、オーガニックいとまんChuのみんなのワークショップということで、農業について勉強したいと思い、参加しました

映画　よみがえりのレシピ　では、日本で代々作られていた在来種の野菜を残していこうとがんばっている農家のみなさんや、その野菜の味を最大限に引き出し、美味しい料理を作って、その野菜のＰＲをしているシェフの姿に感動しました。野菜の命をいただきながら、手間をかけ野菜を育て、種を残していく、自然と人間の共生が、本来の日本の農業だったんですね。つい半世紀前までは。
今でも、かつてのようなオーガニックな農法を実践している方々がいるということは、技は引き継がれていて、これからの農業のあり方をもとに戻すことも出来るかもしれない、そうなってほしいと思いました。
こうして継承してきた種はとても貴重なものなのですね。
種はお店で買ってくるもの、という感覚があった私には、種の大切さがよくわかっていませんでした。
今では、育てた野菜からは種が取れなくなるという品種改良がされている種もあって、種屋さんからまた買わなければいけないという話が、衝撃でした。
もしも種屋さんで種が買えなくなったら、野菜もつくれなくなるのでしょうか。それって怖いことかもしれません。


ワークショップでは、在来種の種に触れることができました。
種をかじると、凝縮した風味がしました。


花のようなものはにんじんの種です。そこから一粒、一粒、種を取る作業もして、なんだか、全身に喜びが湧いてきました。


桜坂劇場のさんご座キッチンさんのよみがえりのレシピ、うちなーやーしぇープレートをいただきました。
私は島らっきょうのフォカッチャが特に印象深かったです。こんな調理法もあるのだと、目からうろこでした。
帰りにマルシェでオーガニックなうちなーやーしぇーも買えて、楽しくて、美味しくて、勉強できて、お得で素敵なワークショップでした